コーヒーの飲み過ぎは便秘に悪影響!?知っておくべきコーヒーマメ知識

コーヒーが便秘に及ぼす効果を調べてみると、賛否両論あるみたいですね。

『便秘に効果ある』という意見と『便秘に効果ない』という意見・・・汗

どっちなの!?ってなりますよね・・・
どっちも一定数の意見があることからどうやら『一理ある』ようです。

ただ、こちらとしてはどうしてニ論が展開されているのか、しっかり突き止めたい!(笑)

と言う訳で今回は、良く言われる『コーヒが便秘に影響する』といわれる理由について、コーヒーに含まれる成分から調べてみました。





コーヒの飲みすぎは便秘を悪化させる?便秘に関係する3つの成分

コーヒーに含まれる成分で、便秘に関係すると思われるのが『カフェイン』『タンニン』『クロロゲン酸』です。

どの様に便秘と関わっているのか、一つ一つ見ていきましょう。

【カフェイン】

これはコーヒーを飲まない人でも大体知っている超有名な成分ですね。
カフェインには消化器官を活発にさせる働きがあるといわれています。良く、「コーヒーで便秘が治る」といわれるのは、このカフェインによるところが大きいみたいですね。
「朝コーヒーは便秘に良い」とか「コーヒーを飲むと便意が起こる」というのはカフェインが消化器官に影響を与えて、消化活動を促しているからです。

【タンニン】

タンニンには腸の動きを抑制する働きがあります。タンニンは、便を固くする効果があり、下痢止めに多く使われています。

下痢や軟便に効果的なのですが、便秘にたいしては助長させてしまう成分の様です

タンニンは、特に人体に対しての有害性はありませんが、摂りすぎると、腸粘膜に特殊な膜を作る作用が働き、腸の蠕動運動を抑制してしまいます。

また、タンニンという成分自体が、善玉菌を食べて、悪玉菌を増やす働きをしてしまいます。

極めつけは、血管を収縮させる働きです。これにより腸に血流が行き届きにくくなり、腸の動きが低下していきます。

【クロロゲン酸】

『クロロゲン酸』はポリフェノールの一種で体に良い成分です。
しかし、その働きの一部として胃腸の働きを抑えてしまうことが分かっています。
腸の動きが悪くて起きる『弛緩性便秘』に悩まされている場合は、コーヒーが便秘をさらに悪化させてしまう場合があり、注意が必要です。
コーヒーに含まれているクロロゲン酸は非常に少量なので普通にコーヒーを飲むなら問題無いと言われていますが、コーヒーの飲みすぎは避ける方が無難でしょう。

以上の3つの成分が便秘に関係しています。
主成分の『カフェイン』は便秘の解消に効果的ですが、他の2つの成分『タンニン』『クロロゲン酸』が便秘に悪影響があるようですね。

これによってコーヒーの便秘効果に賛否両論あるようです。

ちなみにコーヒーからは『コーヒーオリゴ糖』というものがとれます。

『オリゴ糖』は糖の中で唯一「腸まで届いてビフィズス菌の栄養となる」ので便秘気味の腸の働きにプラスに作用してくれます。

砂糖よりも低カロリーでコーヒーの味わいを良くすることができるため、コーヒーの甘味料としてよく使用されているようです。
そのため市販の糖分入りのコーヒーの中でコーヒーオリゴ糖が使われているものであれば便秘に効果的であると思われます。





じゃあ、効果的な飲み方は?

『便秘』に良い成分、悪い成分と両方あるコーヒーですが、『飲み方』で便秘解消に効果を発揮できるようです。

ポイントとしては、『毎日たくさん飲むのではなく、ときどき飲むこと』が重要みたいですね。

【毎日2杯~3杯のコーヒーを食後に飲む】

たくさんのコーヒーを飲むと、『タンニン』『クロロゲン酸』の効果で便秘がひどくなってしまう可能性もあります。
腸内への刺激が多すぎて腸が弱ってしまう事にもなりかねません。

コーヒーの適度な摂取量として、毎日2杯から3杯程度を目安にするといいです。それ以上の摂取は飲みすぎになります。

また、飲むタイミングは毎食後がおすすめです。

【オリゴ糖を砂糖代わりにする】

「甘いコーヒーが好きだ」という人のための耳寄り情報です。
前述にもあるように『オリゴ糖』にはビフィズス菌のエサとなって腸内環境を改善する効果が期待できます。
と言う訳で、砂糖代わりに使用することで、カフェインの便秘解消効果を促進してくれる可能性があります!

おわりに

いかがでしたか?
今回の様に、『コーヒーの便秘解消効果』という一つのキーワードでも見る側面で意見が変わってしまうものなんですね。

重要なのは、「どうして二つの真逆の意見があるのか」を見極めて、自分なりに調べて答え迄出すことなのかもしれないですね。

では、皆さん楽しいコーヒーライフを満喫くださいませ♪

 

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