日本のカフェで「アイスコーヒー」を注文すると冷たいコーヒーが出てくるのはあたりまえですよね。
ですが、英語で同じように「アイスコーヒー」と発音しても通じないってしっていましたか?
もしくは海外で通じなかった……なんて経験がある方もいるかもしれません。
「アイス」も「コーヒー」も聞きなれた「英語」なのに、「アイスコーヒー」は通じない。
英語でアイスコーヒーはなんて言うの?
どう発音すれば通じるの?
気になる点をまとめてみました!
参考にしてみてくださいね。
「アイスコーヒー」は英語じゃない?!
実はアイスコーヒーは英語ではなく、「和製英語」だったんです。
和製英語とは、一般的にカタカナで表記される「英語風」の言葉のこと。
そもそも海外ではあまりコーヒーを冷やすという飲み方はされていません。
英語で「ice」と言うと「氷」や「アイスクリーム」をさすため、氷とコーヒーが別々に出てきたり、コーヒー味のアイスが出てきたりするわけです。
アイスコーヒーそのものも、一説には日本発祥といわれ、当時は「冷やしコーヒー」「氷コーヒー」と呼ばれていたそうです。
そういった事情から「アイスコーヒー」という言葉が日本で生まれたというわけです。
英語ではなんて言うの?
では、海外には冷たいコーヒーはまったくないのかというとそうでもありません。
最近では日本風のアイスコーヒーが飲めるチェーン店も増えているそうです。
そういったお店で注文するときは、「アイスコーヒー」の英語表記「iced coffee」と言いましょう!
「ice coffee」ではなく「iced coffee」、覚えていてくださいね。
直訳すると「氷で冷やしたコーヒー」となるため、メニューにアイスコーヒーがないお店ではホットコーヒーに直接氷を入れ、冷たいけれど薄くなったコーヒーが出されることもあるそうです。
これも一緒に覚えておくと、戸惑わないですむかもしれません。
発音するときカタカナ語になってない?
iced coffeeはカタカナで表記すると「アイスド コーヒー」となります。
しかし、そのままアイスドコーヒーと発音しても、通じません。
「コーヒー」という単語自体の発音が日本ではカタカナ語として定着しているので、英語の正しい発音に直す必要があります。
わかりやすくカタカナで表記すると、コーヒーは「カフィー」と発音するのが近いようです。
英語は日本語にない発音もあり、カタカナで表記するのも限界があります。
日本人が苦手な発音もあり(LとRの違いが有名ですよね)カタカナで表記されているものをそのまま発音しても通じないことは多々あります。
それらを踏まえて、あえてカタカナで表記するなら「アイスドゥ カフィー」が正解に近くなります。
カタカナ語はそのまま発音しがちですが、気をつけてくださいね。
まとめ
アイスコーヒーが実は日本発祥で和製英語だったなんて、驚きですよね。
さらに驚くことに、最近では日本式のアイスコーヒーも注目されていて、逆輸入されているんだとか。
まだまだ海外では「iced coffee」の認識は低く、「アイスコーヒー」を飲めるお店は少ないようですがこれから増えていくのかも知れませんね。
海外でもアイスコーヒーが楽しめるように、「iced coffee」という言葉と発音を覚えておきましょう!
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