疲れたとき、一息つきたいときに紅茶、コーヒーは欠かせないものですよね。
多くの方が日常的に飲まれている飲み物だと思います。
そんな紅茶やコーヒーに共通するのはカフェインが入っていることでもあります。
カフェインという物質は持久力、記憶力の向上、利尿作用、疲労回復作用、脂肪分解、肝臓の負担軽減、眠気の軽減などがあります。
そのカフェインを多く含む紅茶やコーヒー、飲みすぎてしまうことによって胃にどんな影響がでるのでしょうか?
今回はそんな紅茶やコーヒーと胃の切っても切れない関係についてお話いたします。
紅茶が胃に与える影響とは?
お菓子のおともに、休憩時間やほっと一息つきたいときに…などなど紅茶は様々なシチュエーションで飲まれています。
紅茶大国イギリスでは2時間くらいの間隔で紅茶タイムがあったり、持ち歩けるマグに紅茶を入れて出勤する姿などが当たり前に見られます。
そんな紅茶は胃に優しい、と聞く一方で胃に悪い、と言われることもあります。
それはなぜでしょうか?
紅茶が含んでいるカフェインには胃液を分泌し、食べ過ぎたときの消化の手助けをする役割があります。
ただ、大量に摂取してしまうと胃液が大量分泌され、胃が荒れてしまいます。
この状態になってしまうと胃は非常に敏感になり粘膜が傷つき、下痢やおう吐を起こすケースがあります。
またもともと下痢やおう吐の方が紅茶を飲むと悪化してしまう恐れがあるのです。
そして空腹状態の時に紅茶を飲んでも胃が荒れやすくなります。
なので紅茶は健康な状態で飲み、かつ過剰摂取しなければ胃に優しい飲み物になるといえます。
胃炎や、体調が悪い時には控えたほうがよさそうです。
コーヒーが胃に与える影響とは?
紅茶に対してコーヒーは胃に優しいイメージはあまりないですよね。
どちらかというと胃に悪いイメージが先行していると思います。
ではコーヒーが胃に与える影響とはどのようなものなのでしょうか?
コーヒーにはケロロゲンという物質があるようで、これが胃に作用して胃酸を多く出してしまうようです。
なので食後のコーヒーなら消化を助けることもありますが、空腹状態でコーヒーを飲むと胃酸の刺激で胃を痛めてしまうのだそうです。
そして朝起きてコーヒーを飲む方は多いと思いますが、このとき空腹状態の方が多いのではないでしょうか?
紅茶よりもはるかに胃に悪いイメージがついてしまうのは、コーヒーを単体で、空腹状態で楽しんでいる方が多いからというのも大きな理由であると思います。
なので胃に負担をかけずに楽しむために空腹状態で飲むことは避けましょう。
コーヒーには大腸がんの予防になるという効果もありますので、タイミングを間違えて飲まなければ健康にもつながります。
紅茶もコーヒーも食後に飲むのがベスト
いかがでしたか?紅茶もコーヒーも食後に一杯飲むだけなら胃になんの負担もかけることがないのです。
ぜひ食後に飲んで胃の消化を促していきたいですね。
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