休憩ついでに飲むコーヒーや紅茶は本当においしいですよね。
紅茶大国のイギリスやお隣のアイルランドでは一日に何回もブレイクタイムというものがあり、みなさんこぞって紅茶を飲みますし、出勤の時には片手にタンブラーをもっている姿が多く見られます。
日本でも多くの方が一息つくためにコーヒーや紅茶を飲みますし、徹夜に励む学生の強い味方にもなっていますよね。
そんなコーヒーや紅茶にはカフェインというものが含まれております。
カフェインは植物から生成される有機化合物の一種であるアルカロイドというものの一つです。
カフェイン以外のアルカロイドとしては煙草のニコチンや芥子のモルヒネなどがあります。
脳を覚醒させる作用や眠気覚まし作用、利尿作用など多くの効能を持つカフェインは古くより薬として使われてきたといいます。
そんなカフェイン、実はアレルギー症状を引き起こすことがあります。
では今回はどのようなアレルギー症状があるのかをみなさんにご紹介いたします。
カフェインアレルギーの症状って??
では、そんなカフェインアレルギーの症状にはどのようなものがあるのでしょうか?
まず、アレルギー症状には即時性型と遅発型の二種類があります。
即時性型は食べるとすぐにかゆみ、むくみ、じんましんや呼吸困難などの症状が起き、代表的なものとして卵、小麦、そば、豆などがあります。
カフェインアレルギーは後者の遅発型になり、数時間から数日たってアレルギー症状が起きます。
時間がたってから起こるために症状を自覚しにくく、原因となったものがカフェインであったのかわからない場合が多いです。
その主な症状としては身体的症状と精神的症状の二種類があります。
まず、身体的な症状としては動悸、頭痛、めまい、吐き気、下痢、じんましん、かゆみ、胃の不快感などがあります。
次に精神的な症状としては焦燥感、不安感や一時的な不眠などもあり、重症化してしまった場合には幻覚や幻聴、パニック発作などになることもあります。
ではそんなアレルギー症状が起きてしまった場合、どのように対処するべきなのでしょうか?
カフェインアレルギー症状の対処
カフェインは脳神経系に作用するので過剰摂取によりアレルギー症状が起きることがほとんどです。
なのでコーヒーや紅茶が好きで毎日たくさん飲んでいるという方のほうが実は気づかぬうちにアレルギーを引き起こしている可能性があります。
アレルギーは原因となるものを取り除いた生活を送ることで改善されていきます。
なので短くても半年間はコーヒーや紅茶などのカフェインを含むものを飲んだり食べたりしてはいけません。
身体の内側から浄化していくことによりアレルギーを除去することができます。
また突然起きてしまったアレルギー症状を緩和させるには、水を飲み、カフェインを排出することでよくなります。
そしてカフェインアレルギーを起こしにくくするために、コーヒーは一日3杯まで、またカフェインは胃への刺激が強いので空腹状態で摂取することのないように心がけることが大切です。
これらのことをしていればカフェインアレルギーをうまく対処、未然に防ぐことができます。
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