コーヒーかすで消臭剤を作ってみよう！

コーヒーかすを使った消臭剤を知っていますか？

前回の「コーヒーかすは再利用しよう！」でも触れましたよね。

コーヒーかすの構造が消臭効果を持つと紹介しました。

今回は消臭効果についてだけでなく、コーヒーかす消臭剤の作り方をご紹介！

リビングやトイレなど、置き場所ごとに使い方を変えるのがコーヒーかす消臭剤のポイントなんです。

リラックスタイムに使用したコーヒーのかすを有効活用し、より快適な暮らしを作り出すお手伝いになること間違いなし。

ぜひ試してみてくださいね。

まずは前回のおさらいになりますが、どうしてコーヒーかすで消臭効果が期待できるのかをお話します。

焙煎したコーヒー豆の内部は『多孔質構造』という細かな穴が無数に開いた状態となっています。

その豆を挽いた粉の一粒一粒も、同じように細かな穴の開いた状態。

穴が開いているということは、表面積が広いということ。

表面積が広いおかげで、より多くのニオイを吸着することが可能なんです。

さらに、コーヒーかすは酸性の物質なのでアルカリ性のニオイ物質を中和する効果も得ることが出来ます。

アルカリ性の嫌なニオイといえば、代表的なものは『アンモニア臭』や『タバコ臭』

これらの物質を吸着した上で中和してくれるので『高い消臭効果』が発揮されるというわけです。

では実際に消臭剤を作ってみましょう！

まずは基本の作り方から。

＜用意するもの＞

＜作り方＞

とても簡単ですよね？

日に当てるのは屋内の窓際が好ましいです。

屋外で干す際には風で飛んでしまわないよう注意してくださいね。

また天日で乾燥させるのが難しい場合には、フライパンで煎って水分を飛ばしたり電子レンジを使用することも可能。

電子レンジを使用すると時短になるだけでなく、レンジ内の消臭も出来るというので一石二鳥ですよ。

乾燥した粉を入れる袋は、目の細かいものにしてください。

「お茶パック」は市販されている不織布のものが便利。

サイズも複数販売されているので、設置する場所にあわせたものを探してみてくださいね。

続いては、応用編・水分の残るコーヒーかすをそのまま活用する方法です！

それは、ドリップし終わったコーヒーかすを小皿に盛り付けるだけ！

水分を含んだコーヒーかすは、アルカリ性の物質を中和する効果が乾燥したものより高くなります。

このことから「トイレ」や「灰皿」のにおい消しには水分を含んだコーヒーかすの方が向いているんです。

ただし、水分が含まれていることでカビが生えやすいというリスクも高まります。

乾燥させたものに比べ、よりこまめな交換が必要となりますので、覚えておいてくださいね。

作ってみた消臭剤はおうちのどこで使うのが向いているのでしょうか？

場所別のおすすめポイントと注意点をまとめてみました。

場所	ポイント＆注意点
玄関	除湿効果も期待できるので、靴箱や靴の中に設置するのがおすすめカビの生えやすい箇所なので、しっかりと乾燥させた上でこまめな交換が必要
キッチン	冷蔵庫の中、ゴミ箱の中（蓋の内側に貼ると効果大）カビに注意し、こまめに交換する
リビング	灰皿には湿ったまま敷き詰めて使用すると消火の助けにも部屋に置く場合は乾燥したかすを瓶にいれ、ガーゼやペーパーナプキンで蓋をすると見た目もおしゃれに
トイレ	小さな皿に湿ったまま盛りつけ設置濡れたコーヒーかすはカビが生えやすいのでこまめにチェック＆取り替える