コーヒー豆には色々と種類がありますよね。
キリマンジャロ、ブルーマウンテン、モカ・・・などなど。
お店独自でブレンドした豆もあります。
また、コーヒーの味も、酸味が強い・弱い、コクがある、上品、苦い、後味がスッキリ・余韻がある、など、本当に様々です。
みなさんもコーヒーの味には、好みがありますよね。
「酸味が弱く、苦みが強くてコクのある味わいがよい」など。
豆によって味が変わるのはおわかりだとは思いますが、コーヒーの入れ方によって味が変わることはご存知でしたか?
入れ方を変えるだけで、酸味や苦みなどの味を、強くしたり弱くしたりできるのです。
そこで今回は、コーヒーの酸味が苦手な方向けの、コーヒーの入れ方についてご紹介します。
コーヒーの酸味を抑える入れ方1 ~硬水を使う~
目次
水には軟水と硬水があります。
その違いは、水に含まれるカルシウムとマグネシウムが含まれる量にあります。
簡単に言えば、軟水はカルシウムとマグネシウムをあまり含まない水、硬水はカルシウムとマグネシウムを多く含む水、になります。
みなさんは普通、水道水を湧かしてコーヒーを作られると思います。
日本の水は軟水のため、コーヒーの酸味が強くなり、苦みが抑えられた味になります。
ですから、豆にもよりますが、どちらかというと酸味が強い味になります。
逆に硬水を使うと(北米やヨーロッパに多いのが硬水です)、コーヒーの酸味が抑えられ、苦みが強い味になります。
なので、北米やヨーロッパなど、海外の水を選んで入れてみてもよいかもしれません。
コーヒーの酸味を抑える入れ方2 ~お湯を一気に注がない~
コーヒーを入れる時のお湯の温度やお湯の注ぎ方もポイントとなります。
温度を測りながらコーヒーを入れると、より好みの味に調節することが可能ですが、ひと手間かけられない場合が多いですよね。
そこで、できるだけ酸味を出さないようにするには、とにかくコーヒーにお湯を一気に注がないようにすることが大事です。
コーヒーを作るとき、よく「の」の字を書くようにゆっくりとお湯を注げばよいと言われます。
それはなぜかというと、高温で抽出されるのが「酸味」や「甘味」、中温で抽出されるのが「苦み」や「渋み」で、両方の温度を保ちながらじっくりと抽出することで、バランスの取れた美味しい味わいを引き出せるからなのです。
1分ほどかけて、ゆっくりとお湯を注ぐだけでも味わいが違ってきます。
コーヒーの酸味を抑える入れ方3 ~塩をひとつまみ入れる~
コーヒーに塩を入れる方法もあります。
「コーヒーに塩なんて?!」と思われる方がほとんどかと思いますが、実はコーヒーの原産国でもあるエチオピアでは塩を入れて飲む習慣があります。
塩を入れることで、コーヒーの酸味がうま味に変わり、深い味わいになるようです。
ただし、塩の量はあくまでも「ほんの少し」だけにしてくださいね。
まとめ
水の使い分けやお湯の注ぎ方だけでも、味わいが違ってくることをおわかり頂けましたでしょうか。
コーヒーの入れ方も大切ですが、豆の酸化が進む=古くなると酸味が強くなりがちですので、豆を買ったら冷蔵庫・冷凍庫などで保存して、
早めに使いきってしまうことも忘れないでくださいね。
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