コーヒーサイフォンって皆さんご存知ですかね?昔のカフェでは一般的に使われていたようですが、最近のチェーン店では見かけないような・・・。
そもそも、「コーヒーサイフォンって何の為にあるの!?」って人も今では多いかもしれません。私自身、今これを書いている時点では何に使われていたのか良く知らなかったりします。
ただ、純粋にコーヒーサイフォンの原理については興味があります。これを読んでいる皆さんの中にも「昔理科の実験でサイフォン原理っていうのをやったけど、あれと関係あるんじゃない?」
という声が絶対ありますよね?そんな訳で、チョイといろいろと調べてみました。
サイフォン(の原理)ってそもそも何??
目次
『コーヒーサイフォン』の『サイフォン』は『サイフォンの原理』のサイフォンです。「そんなこと知ってるよ!」という方、ごめんなさい!(汗
ちなみにサイフォンとは元々語源がギリシア語で、密閉された管を使って液体をある地点からある地点まで、途中に出発地点より高い地点を通っても液体を導くことのできる装置のことです。そして、この原理を『サイフォンの原理』と呼びます。
この原理は、密閉容器で圧力を変えれば、低い位置から高い位置に液体を導くことも可能で、コーヒーサイフォンにはこの原理が応用されています。
コーヒーサイフォンはどんな役割をしているのか
コーヒーサイフォンには大きく三つのタイプが存在するのですが((1)ガラス風船型、(2)ナピアー式、(3)天秤式サイフォン )、もっともよく知られているのは(1)のガラス風船型です。(画像参照)
サイフォンの抽出ステップ
サイフォンのコーヒー抽出ステップを簡単にご紹介します!
A.フラスコ(下部のガラス容器)にお湯または水を入れ、アルコールランプで加熱。
B.漏斗(上部のガラス容器)にフィルターを装着し、粉引きしたコーヒーを入れる。
C.湯が沸騰しはじめたら一旦火を外し、ロートを差し込む。
D.再び加熱すると、沸騰に伴う蒸気圧によってフラスコ内が正圧になり、大気圧を越えた時点で湯が上に移動し、コーヒーの粉と混ざって抽出が行われる(右模式図の状態)。
E.一定時間後火を外すと、フラスコ内部の気体が冷却され陰圧になり、漏斗に上った湯がフラスコへ吸引される。その際、コーヒーの粉はフィルターで除かれる。
F.フラスコ内に回収された液がコーヒーとして飲める。
このようにして、おいしいコーヒーが出来るわけですねー♪理科の実験の様で、見た目にも楽しめるのがサイフォンの良さの一つですね!
気になるお味は・・
さて、気になるお味ですが・・・
ドリップコーヒーに比べ豆と触れている時間が長いので、味に深みが出るんですねー♪
味の濃さは豆の挽き具合や抽出時間、アルコールランプの火力によっても変わる様です。色々細かな調整が出来そうなので、味の探求にゴールがなくハマりそうですねー✨
まとめ
今回はコーヒーサイフォンの原理や味について調べてみましたが、想像以上に奥深く、条件を変えることで味も無数にあるようなので楽しみが広がりそうです。
皆さんも、是非コーヒーサイフォンでコーヒーを楽しんでみてくださいね!
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