ハーブティーの効能の中で嬉しいもののひとつに『リラックス効果』があります。
ハーブティーの持つ独特で爽やかな香りだけでも、ホッとリラックスした時間を過ごすことができる気がしますよね。
ハーブティーによって様々な効能が得られるのは前回までに少しお話ししました。
そのなかから今回はリラックス効果に注目!
リラックス効果を4つの項目に分類し、それぞれに働く効能のあるハーブをご紹介します。
ハーブに含まれる成分がどのように働いてその効能を生み出しているのでしょうか。
そしてその効能を効率よく得るために知っておいたほうが良いポイントはあるのでしょうか。
ハーブに含まれる成分と効能やハーブティーを飲むタイミング、注意点についてをまとめました。
日々の疲れやストレスを癒し、心地よい眠りやリラックスタイムを味わってみませんか?
ハーブティーで毎日の疲れを癒したい方はぜひ最後までご覧になってくださいね!
ハーブティーで気持ちをリフレッシュしよう!
目次
ハーブティーはその香りや味わい、ハーブに含まれている成分により様々な効果・効能をもたらしてくれます。
例えば爽やかな香りを嗅ぐことで、スッキリとした気持ちになりますよね。
これもひとつのリフレッシュ効果と言えます。
また、不安な気持ちを和らげたり心地よい睡眠を導くことで、気持ちを切り替えることもできるでしょう。
ちょっと疲れている、ストレスが溜まりイライラする。
ハーブティーはそんな時にもおすすめです。
では、具体的にどのような効果があるのでしょうか。
ポイントは2つ。
1:自律神経を整える作用
ひとつめは『自律神経を整える』作用です。
自律神経とは、私たちが生きるうえで欠かせない内臓の機能などを制御する神経。
交感神経と副交感神経に分かれており、それぞれのバランスが崩れることで不調が現われます。
ハーブティーによって崩れたバランスを整えることが出来るというわけです。
2:鎮静作用
ストレスが溜まると神経が高ぶり、心が興奮・緊張状態になってしまいます。
この興奮をハーブティーが抑えてくれるため、リラックスした気持ちになり気分をリフレッシュさせてくれるのです。
それでは、状況別にどのような効能を持つハーブティーを選ぶのがいいのかをみてみましょう。
効能は様々!状況に合わせたハーブを使いこなそう
ハーブティーの大まかなリラックス作用については先ほど説明したとおりです。
では、より細かい状況・症状に対して選びたいおすすめハーブについてご紹介します。
- 気持ちが落ち込んだ時
- 心配事がある・不安感が強い時
- ストレスがある、イライラする時
- 寝付けない時
気持ちが落ち込む「抑うつ状態」の時には「抗うつ作用」を持つハーブを選びましょう。
精神の安らぎに深く関係している脳内物質「セロトニン」の量を増やす効果があるハーブが特におすすめです。
「セントジョーンズワート」はこの働きが特に強く、ドイツではうつ病に対する治療薬として認可されるほど。
その効能の強さにより妊娠中や投薬治療を受けている方は飲むのを控えたり、医師との相談が必要になるため注意してくださいね。
心配事が気にかかり、不安に押しつぶされそうな時などには「鎮静作用」を持つハーブを選びましょう。
「オレンジフラワー」はオレンジピールよりも強く甘い香りで高ぶった神経を沈めてくれます。
緊張を和らげる効果があり、気分を前向きにさせてくれる効果があります。
ただし、妊娠中の方は多量摂取を控える必要があるので注意しましょう。
イライラが治まらない、ストレス性の胃腸の不調や偏頭痛がある時にも「鎮静作用」のあるハーブがおすすめです。
特に「レモンバーベナ」には鎮静作用に加え頭痛の緩和、消化促進による食欲不振への効果も期待。
名前の通りレモンのような爽やかな香りも、リラックス効果を高めるひとつの要素となっています。
なかなか眠れない、睡眠が浅いような時には「安眠効果」のあるハーブがおすすめです。
香りでのリラックス効果で有名な「ラベンダー」はハーブティーとしてもその効果を得ることが可能。
心を落ち着かせる鎮静作用により、寝つきを良くしてくれる効果が生まれます。
就寝前に飲むことで、心地よい眠りへの期待ができます。
注意点は妊娠中・授乳中の方は使用を控えること、ティー用に販売されているものを選ぶようにしてください。
リラックス効果で人気を集めるハーブティーをより楽しむ!
最後に、紹介した4つのハーブティーをより楽しむ飲み方についてご紹介。
折角ハーブティーを楽しむのなら、より美味しく、より効果的な飲み方で楽しみたいですよね。
ぜひ参考にしてみてください!
セントジョーンズワート
少し渋みの残るハーブティーですので、はちみつやレモン果汁を加えると飲みやすくなります。
また、カモミールやレモングラスなどの香りが強めのハーブとのブレンドも相性が良く、より高いリラックス効果を得ることも可能に。
ホットでもアイスでも効能に変わりはないので、季節を問わず楽しめます。
オレンジフラワー
柑橘の甘く華やかな香りが特徴的なオレンジフラワー。
そのままの香りも良いですが、オレンジのスライスを浮かべるとより甘さと香りを堪能することが出来ます。
ただし、クセがありハーブティー初心者にとっては飲みづらく感じてしまうかもしれません。
そんなときは、ジャスミンやカモミールとのブレンドがおすすめ。
どれも鎮静効果のあるハーブなので、もちろんリラックスできますよ。
レモンバーベナ
馴染み深いレモンの香りで飲みやすいレモンバーベナは、フランスで「イブニングティー」として夕食後によく楽しまれています。
爽やかなレモンの香りはホットでもアイスでも楽しめると人気。
その特徴からミント系のハーブとの相性も良く、より気持ちをスッキリとさせてくれます。
ラベンダー
豊かな香りから「ハーブの女王」とも呼ばれているラベンダーは、その香りを堪能するのがおすすめ。
ラベンダーのみを使用し、シンプルに楽しむのが一番ポピュラーです。
香りが強すぎる場合には、紅茶とブレンドすることで飲みやすくなります。
他には、レモン果汁を加えると化学反応で鮮やかなピンク色に変わります。
見た目にも楽しめるので、ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
少し疲れが溜まったときや、気持ちを入れ替えたいときにハーブティーを試してみたくなりますよね。
まだまだ寒い冬、就寝前に暖かいハーブティーを飲むことで心も体もほっとすること間違いなし!
ぜひ紹介したハーブティーを試してみてください。
次回はハーブティーのもう一つの注目効能「美容」についてご紹介!
こちらもご覧になってみてくださいね。
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