紅茶にミルク!順番で味が変わる?

紅茶にミルクを入れる大定番な飲み方ですが、皆さんはミルクを入れる順番に拘りってありますか?

管理人は、コーヒー以上に紅茶が好きです(笑)ミルク多めの『ロイヤルミルクティー』が超好きで、カフェに行ったら10回に一度は頼んでます!(何故、意外と少ないのかというと、紅茶にこだわってるカフェが少ないからです・・)

さて、そんな紅茶好き?な管理人ですが、いつもミルクを入れる順番に迷いが出ます。。基本的にはティーパックで飲むので、紅茶を出してからミルクを好みの量投下してマイブレンドにするわけですが(笑)カフェなどで『ロイヤル』を頼んでも、味の整った紅茶を注いで牛乳入れてるだけで何とも・・・

しかし、家で昔婆ちゃんに『ミルクティ』を頼んだ時は、ミルクで煮出してました。母が家族の集まる時に入れるミルクティーもミルクが先です。。。

「おいおい!どっちがほんとうなんだい!ミルクティーさんよ!」となってしまった管理人です(笑)

と言う訳で、今回は紅茶に入れるミルクはどの順番にするのが良いのか調べてみました!





紅茶?ミルク?順番は?

これについて調べたら凄い話に行きつきました。『MIA、MIF論争』という奴です。これ、どんなものかというと、イギリスで長年議論がされてきた話で、要は『ミルクティーは、紅茶が先?ミルクが先?』
という話らしいです(笑)どっちを先に入れるのが順番として正しいのかをめぐる論争でした。

「MIF」は「milk in first」、「MIA」は「milk in after」の略だそうです。面白いですね。

この話は1800年代~1940年代にかけて議論されたらしく、約140年ほど決着がつかなかったみたいです(笑)当時のイギリスでは紅茶は高級なモノで、それについて議論できるのは一種のステータスの様なモノだったそうですね・・・。いやー、紅茶でそんなに熱い議論できるイギリス。是非行ってみたいですね!

で結局、この話は個人的な見解ではなくしっかりとした実験結果を出したようです。それによれば『ミルクを先に入れて、紅茶を後から入れる順番の方が味がまろやかになる』というもので、『味がまろやか=正解』となったようです。
個人的には、先にミルク、後から紅茶が好きですので、納得です!(笑)
しかし、中にはもう少し紅茶の尖った風味が欲しいという人もいると思いますので、この議論、実は永遠に続いてしまうのでは無いでしょうか・・・





紅茶の心得

1800年中頃にイギリスで家庭向け雑誌「ファミリー・エコノミスト」に、『美味しい紅茶を淹れる心得10ヶ条』なるものが掲載されたようです。内容は以下の通りです。

1.紅茶には水が最も大切で、硬水は風味を損なうので注意すること。(ヨーロッパで軟水って拘ったら大変そうですね・・・)
2.やかんはフタがしっかり閉まるもので、水垢が出ないこと。
3.ティーポットは銀製が最上で、以下、中国陶磁器、イギリスの金属製、黒色のウェッジウッド、イギリスの陶磁器と続く。
4.ティーポットへの湯の注ぎ方は、三人分の場合、最初に適当な量、それから人数分のカップの量、最後にもう二杯分の量を入れる。これならおかわりにもすぐに応じられる。
5.茶葉は良いものを選ぶこと。紅茶は健康に良いと考えられているが、一般には緑茶とのブレンドが好まれている。
6.約28グラムの葉から約2.3リットルの茶をいれるのが適量。
7.茶葉は、人数分に必要な量を一度に入れること。少しずつ足していくと風味を損なう。
8.茶を淹れるには、まず葉が十分湿る程度の少量の湯を注ぎ、2~3分経ってから必要な量を入れること。但し、5~10分以上はおかないこと。
9.トレイにポットを置くときは、熱が逃げないように羊毛のマットを敷いた上に乗せる。
10.良質の砂糖とクリームを用いること。まずカップに砂糖とクリームを入れておく。その上から紅茶を注ぐと、より滑らかに混ざり、良い風味が得られる。

こちら、先入れミルクの紅茶の入れ方ですね。量が日本人からすると半端じゃないので、このまま参考にすると大変かもしれません(汗)
かなり細かく決められていて、この通りに入れれば美味しい紅茶が飲めそうですねー♪時間と飲む量に自身のある方はぜひ試してみてください!

 

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