ペルー産コーヒーの特徴を味わってみた!

こんにちは! カフェママです。

暖かくなり、ホットコーヒーだけでなくアイスコーヒーも楽しめる気候になりました。

春の訪れにより、だんだんと温かくなる日本。

そんな日本のほぼ裏側に位置する【南米】のコーヒーをご紹介!

前回のコロンビアに続き、今回は「ペルー」産のコーヒーとその特徴をまとめました。

ペルーといえば“マチュピチュ”や“ナスカの地上絵”といった世界遺産で有名な国。

私の中では「アンデス山脈の高原」のイメージが強いです。

「ペルー」という国の特徴や栽培されているコーヒーについて、

さらに実際に飲んでみて感じた特徴などをまとめてみたのでぜひ参考にしてみてくださいね!





ペルーってどんな国?

正式名称を「ペルー共和国」といい、コロンビアの南西・太平洋に面した国。

面積は約129万平方kmで、これは日本の約3.4倍の広さです。

「インカ帝国」の文化や遺跡が多数世界遺産に選ばれており、観光地としても人気が高いですよね。

有名な空中都市・マチュピチュなどは一度は行ってみたい! という方も多いのではないでしょうか。

ペルーの国土は沿岸部から東に標高500mまでの“コスタ”と呼ばれる砂漠が広がる地帯、

コスタに続く標高500m以上からアンデス山脈をまたいだ東側、標高1500mほどまでの“シエラ”、

アンデス山脈東側、標高2000m以下から広がる“セルバ”というアマゾン川流域の3つの地形に分けられています。

このうち“シエラ”は国土の約28%を占めており、コーヒー栽培は標高2000m以下の地域で行われているそう。

気候もこの地形区分により分けられていて、コスタ地域は平均気温20℃、雨は少ないが霧が多く高湿度。

セルバ地域はアマゾンの熱帯雨林で、乾季と雨季があり高温多湿。

シエラ地域は標高により異なり、標高4100m以上の寒冷地“プーナ”、3500m~4100mの涼しい“スニ”、

2500m~3500mの“ケチュア”と呼ばれる温暖な地域、2000m以下の暑い“ユンガ”と区分されています。

ユンガ地帯は乾季と雨季があり、朝晩の気温差も激しく日差しも強いためコーヒーの栽培に適しているそうです。





コーヒーの生産量とその品種・特徴は?

では、ペルーで栽培・生産されているコーヒーについて調べてみましょう。

栽培品種はアラビカ種で、その生産量は世界のトップ10に入るほど。

農園により異なりますが、アラビカ種の中でもティピカ種の割合が多いとのこと。

主な栽培標高は800m~1500mで、なかでも1000m以上の高地で栽培された豆は品質が良いものが多いと言われています。

豆の等級は、まず精製方法(非水洗式or水洗式)で2分したのち欠点豆の割合いとその選別方法により4段階に区分されています。

・MC:機械選別にかけ、300g中の欠点数が71~100
・MCM:機械選別を2度行い、欠点数41~70
・ES:MCMをさらに電子選別機にかけ、欠点数11~40
・ESHP:ESをさらにハンドピックにかけたもの

ペルーの等級は輸出のために設けられた基準ということなので、味よりも豆そのものの品質に重点を置いているそう。

そんなペルーのコーヒーに現れる特徴は、優れた香りと濃厚なコク、そしてマイルドな酸味。

クセが少なく飲みやすいコーヒーとのことです。

ここからは余談になりますが、ペルーでのコーヒーの飲み方について軽くご紹介。

ペルーのカフェでコーヒーを注文すると、お湯の入ったコーヒーカップと濃く抽出したコーヒーが出てくるんだそう。

お湯にコーヒーを注ぎいれ、薄めて飲むのが一般的。

そんな飲み方があるなんてびっくりですよね。

ペルーの豆を購入したことだし、私も試してみようかな…?

気になる方は詳細を調べてみてくださいね。

飲んで分かる、その特徴は?

お待たせしました! それでは実際にペルー産のコーヒーを味わってみましょう。

今回用意した豆は「ペルビアン・ゴールド」というもの。こちらの店舗おすすめの焙煎具合で購入しています。

やや大きめの豆ですね。

香りを楽しみながら挽いて。

ドリッパーへセット。

しっかり蒸らし、ゆっくりとドリップします。

出来上がり!

香ばしい香りと、しっかりとした苦味。

評判どおりの濃厚なコク。スッキリとした酸味と甘みがいい後味となっています。

まろやかな苦めのコーヒーといった印象です。

私は酸味より苦味の強いコーヒーが好きなので、この豆は好みですね。

最後に酸味と甘みが抜けていくため、口に苦味が残ることもないのでスッキリしているところも好印象。

冷めてくるにしたがい、より甘みを感じられるようになるのも面白い。

ゆっくりとお菓子と一緒に楽しむのに向いているんじゃ、と感じました。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

南米・ペルーのコーヒーとその特徴についてご紹介いたしました。

ペルーという国について、そこで収穫されるコーヒーについて少しでも理解が深まったなら嬉しいです。

ペルーのコーヒーは店頭ではあまりみかけない(私の周りだけかもしれませんが…)ですが、

本当に飲みやすくおすすめなので、気になりましたら一度試してみてくださいね!

カフェママのレビューシリーズ、次回も南米より「エクアドル」のコーヒーについてご紹介します。

ぜひ次回もご覧になってくださいね!

 

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カフェママ

カフェママ

子育て中の主婦。育児の息抜きにコーヒーを楽しむのが趣味の一部に。 分かりやすい文章で情報をお届けすることを大事にしていきたいと思っています。