コーヒーの味の決め手といえば『酸味』と『苦味』ですね。しかし、味の好みも様々ある中では『酸味が少ない方が良い』『苦味が強い方が好き』等、色々な意見があると思います。
味の強いもの少ないもの、少し変わった香りのするもの。これらの特徴にミルクや砂糖、クリームを入れて味の調整していくわけですが、元々のコーヒーの持つ味の特徴をチェックする事で、更に味を深く楽しめると思います。
そこで今回はコーヒーの中でもポイントとなる『酸味』について、どうすると酸味が強くなって、どうすると少ない状態になるのか等について調べてみました。
コーヒーの酸味
コーヒーに酸味が出る原因としていくつかのポイントがあるようです。
1.コーヒーが古い、あるいは管理が悪くて酸化している。
「あれ?こんなとこにコーヒーがあるわ。だれが買ったのかしら・・・。そもそもいつからあるのかしら・・・?分からないけれど勿体無いし入れて飲んじゃおうかしら・・・ 」
こんな感じにのコーヒー、絶対美味しいはずがないですね。。
いつ買ったのか忘れるほど古いということは恐らく酸化も進んでいますので。
古いコーヒーは酸味が強くなるだけではなく、味も特徴がなく苦味がきつくなります。香りも少なく全く期待できるレベルにはないでしょう。
もし買ったばかりのコーヒーだったとしても、コーヒーの封を閉め忘れ、密封されていない場合は劣化が急速に進んでいきます。
コーヒーを粉の状態にすると空気と触れ合う部分が増えます。これは表面積が広くなる分によってなのですが、こうなると少しでも密閉状態でなくなる時間があれば非常に良くない状態になってしまうと言う訳です。
コーヒー豆は飲む分、使用する分だけを挽くようにし、粉でストックしないことをおすすめします。
コーヒーが参加すると不味いだけでなく身体にも良くないので、まったくお勧めできません。
豆は冷蔵庫で保管し早めに飲むことをお勧めします。
2.コーヒーの入れ方に問題がある
コーヒーの酸味を少ない状態で入れるためには抽出する時間が肝です。抽出時間を長めにすれば酸味が少ない仕上がりになりますし、抽出時間を短時間で入れてしまうと酸味が目立ちます。
早く飲みたいからと抽出時間を短くしてしまうと、酸味が強くなるだけではなく、旨味や香りが薄くなってしまうのです。
基本的なポイントとして、最初に30秒ほどコーヒー粉を蒸らして3分を目安に抽出すると丁度いいバランスのコーヒーになります。
3.コーヒー豆の挽き方が荒い
コーヒー豆を粉で購入する時はドリップする器具に応じた挽き方を指定するので、先ず問題はないのですが・・・
自分で豆を挽く時は注意が必要です。電動ミルを使った後は出来上がったコーヒー粉の大きさを必ず確認しないといけません。
場合によっては大きさにばらつきがあることもあります。(容器を振って均一に歯が当たるようにして挽き具合を調整してください。)
手動式ミルの場合は歯のガタツキをチェックし、少量挽いた段階でチェックする事をお勧めします。
4.コーヒーの中には酸味が特徴の種類もあります!
コロンビアやタンザニア、モカなどはかんきつ系フルーツのような新鮮な酸味(とがったってはいません)が感じられて苦味が少なく、香りが良いです。(筆者はコロンビアのコーヒーがドストライクです。)
逆にトラジャなどは酸味が少なく深い苦みとコクを楽しめるコーヒーです。
最も、焙煎具合などによってもかなり変わるので、一概には言えないです。
まとめ
いかがでしたでしょう。コーヒーの酸味といっても自分で解決できるモノから、品種によるもの、経年による劣化等様々あることが分かりましたね。
これを踏まえて、品種や保存状態等を改めて、自分なりの美味しい一杯を楽しみましょう!
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