コーヒーの効果は薄毛にメリットがある?ない?

コンビニエンスストアなどで、美味しいコーヒーが100円ちょっとで買えるようになり、手軽にコーヒーが楽しめるようになりましたよね。

そんなコーヒーは薄毛予防に効果的であるのかないのか、今まで色々とウワサされてきました。

「コーヒーは血行促進効果があるから薄毛には良い」「睡眠不足になるから薄毛には逆効果」など、色々と情報が錯綜してしますが、薄毛の方にはいったいその効果はあるのかないのかどちらなのでしょうか。

コーヒーを飲んでいるのに薄毛ではない方もたくさんいらっしゃいますし、コーヒーを飲んだことで薄毛が進んでしまったという方もあまりみかけませんよね。

では、コーヒーが薄毛の方に効果的なのか、もしくは逆効果になるのか、みていきましょう。





コーヒーの効果が薄毛の方にもたらすメリット

○血流促進作用がある

カフェインによって毛細血管が広がり血流がよくなることで、毛髪の発育に必要な栄養素が頭皮にいきわたり、育毛を促進するのではないかといわれています。

○抗酸化作用がある

ポリフェノール(クロロゲン酸)が抗酸化作用を持つことから、老化の減少を遅らせる=薄毛の進行を遅らせるので、薄毛の方には有用であると考えられています。

○利尿作用がある

薄毛の原因である「ジヒドロテストステロン(DHT)」。

この「ジヒドロテストステロン」は、男性ホルモンの一種で薄毛を進行させてしまいます。

また、男性ホルモンといっても、女性の体内でも少量ですが分泌されており、薄毛の原因となる可能性があります。

一方、「ジヒドロテストステロン」は尿や汗などに混じって体外へ排出される特徴を持っています。

そこで、効果的なのが、利尿作用のあるコーヒーを飲むことです。

コーヒーにはカフェインが含まれており、カフェインには利尿作用があります。

ですから、コーヒーを飲む=カフェインによって尿を排出する回数が増えれば、薄毛の原因である「ジヒドロテストステロン」を体外へ排出できると考えられています。





コーヒーが薄毛に逆効果

○体を冷やす

暑い地域の食材は体を冷やす、寒い地域の食材は体を温める傾向があるといわれますよね。

コーヒー豆は暑い地域の食材なので、体を冷やしてしまう傾向があり、結果、体の血流を悪くさせてしまい、毛髪の発育に必要な栄養素が頭皮にいきわたらず、毛髪の発育に影響が出てしまうのではないかといわれています。

○覚醒作用がある

カフェインには眠気覚ましの効果があるように、脳の覚醒作用があることはご存じですよね。

日中コーヒーを飲用する分には問題はないのですが、就寝前にコーヒーを飲んでしまった場合、眠れなくなってしまいます。

最も成長ホルモンが分泌されるため、22時~深夜2時の間に寝るのが良いといわれます。

中でも成長ホルモンの分泌のピークとされるのが深夜1時~2時頃です。

また、入眠してから1.5~2時間後にも成長ホルモンが分泌され、2回成長ホルモンが分泌されるタイミングがあります。

この時、ただ単に眠っていれば良いだけではなく、ぐっすり眠れていること=深い睡眠である「ノンレム睡眠」が出来ていることが重要です。

ですから、深い睡眠をとるためには脳を休ませる必要があり、脳を覚醒させてしまってはいけません。

また、睡眠不足になってしまっては元も子もないので、気を付けたほうが良いでしょう。

○亜鉛の吸収を妨げる

コーヒー・紅茶・緑茶などに含まれる成分に「タンニン」がありますが、この「タンニン」が毛髪を発育させるために欠かせないミネラルである、「亜鉛」の吸収を妨げてしまうのです。

妨げないためには、コーヒーを飲むタイミングが大事。

食後すぐにコーヒーを飲むと、せっかく摂取した亜鉛も吸収されなくなってしまうので、食後しばらく経ってからコーヒーを飲んだほうが育毛のためにも良いでしょう。

まとめ

コーヒーの薄毛に対する効果、また逆効果となってしまうことをお伝えしました。

コーヒーが薄毛に直接的に関係しているわけではないですし、また、好きなコーヒーを飲まないことでストレスが溜まってしまってはいけません。

まら、コーヒーを飲むことが薄毛に必ずしも「良い・悪い」とはいえないので、コーヒーを飲む時間や量などに気を付けながら、あなたの楽しいコーヒータイムを過ごしてくださいね。

 

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