緑茶一杯の量、美味しく飲むための適量について

緑茶をおうちで楽しむのも、風情があっていいですよね。

そこで美味しい緑茶を楽しむための、一杯の量はご存知でしょうか?

緑茶の茶葉の量だけでなく、使用するお湯の量にも適量がもちろん存在します。

今回は、緑茶を美味しく飲むために必要な茶葉とお湯のについて調べてみました。

すると、絶対に覚えておきたいポイントが!

実は緑茶一杯に必要な茶葉の量とお湯の量は、緑茶の種類に応じて異なるんです。

「一杯の緑茶」とひとまとめに考えるのではなく、緑茶の種類によって1杯に必要な量を用意しなければなりません。

とはいえ、難しく考える必要はありません。

市販されている緑茶の種類の中から、日常で飲む機会の多い3種類をピックアップ。

押さえておくべきポイントを覚えるだけで、美味しい一杯の緑茶を楽しむことができますよ。

ぜひ最後までご覧になってくださいね。





緑茶の基本の入れ方を覚えよう!

まず、緑茶の種類について簡単に説明します。

ひと口に緑茶といっても、その種類は実は豊富。

緑茶とは「不発酵茶」のことを指していて『煎茶』や『玉露』、さらに『ほうじ茶』『番茶』『抹茶』なども緑茶に分類されます。

抹茶はご存知の通り、粉末状になっていて入れ方がかなり特殊ですよね。

しかし煎茶、玉露、そしてほうじ茶や番茶の入れ方は基本的に同じなんです。

異なるのは使用する茶葉の量と、お湯の温度と量、そして抽出時間。

そこでまず始めに、量や温度以外で共通している『緑茶の基本の入れ方』について説明します。

  1. 茶葉を急須に入れる
  2. まずは急須に適量の茶葉を入れましょう。

  3. 急須に湯を注ぐ
  4. 次に、急須に必要な分量の湯を注ぎいれます。

  5. 抽出させる
  6. 使用する茶葉に応じた抽出時間をとります。

  7. 湯飲みへ注ぐ
  8. 湯飲みへ注ぎます。2杯以上入れる場合は濃さが均等になるよう順にまわし入れます。

    このとき、最後の一滴まで注ぎきるのがポイントです。

どうでしょうか? 難しくはありませんよね。

次に、緑茶の種類に応じた1杯分の分量などについて説明します。





1杯分の茶葉と湯の量は?

はじめにお話したとおり、日常的に飲む機会が多い種類を3つピックアップしてみました。

その3種類とは『煎茶』『玉露』『ほうじ茶』です。

煎茶、ほうじ茶は価格も手ごろな物が多く、普段から飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。

玉露は高級なイメージで知られていますよね。

この3種類の緑茶の違いと、一杯分に必要な量については以下の通りです。

名称 作り方・違い 一杯分の茶葉の量 一杯分の湯の温度と量 抽出時間
煎茶 摘んだ茶葉を蒸し、揉んで仕上げる 2g 60ml・90℃ 30秒
玉露 収穫前に2週間以上茶葉に覆いをかぶせ、日光をさえぎった茶葉で作る煎茶 3g 30ml・50~60℃ 2分
ほうじ茶 煎茶を強火で炒り、香ばしく香り付けした茶 3g 120ml・熱湯 30秒

このように、緑茶の種類によって使用する茶葉の量、湯の量、温度が違います。

特に「お湯の量」は見落としがちなので、しっかりと覚えておきたいポイントです。

湯の温度は、沸かしたお湯を急須に入れる前に湯冷まし用の器や湯飲みに注ぐことで下げることが出来ます。

1つ器へ移すことでおよそ10℃下がるので、適温になるよう回数を調整してくださいね。

また、湯飲みにお湯を入れることで、必要な湯量の目安にもなるのでおすすめですよ。

量をはかる時に気をつけるポイントとは?

最後に、茶葉の量をはかる際に気をつけなければならないポイントをお伝えします。

前述の表ではグラム数で記載していますよね。

茶葉のパッケージなどには「茶さじ」や「ティースプーン」での量が併記されていることが多いです。

茶さじ・ティースプーンを使って茶葉を量りとるのが簡単ですし、主流です。

しかし、茶さじやティースプーンにはいくつかの種類があり、形が異なるものもあります。

そのため、パッケージ上で「ティースプーン一杯・3g」と書かれていても、手持ちのスプーンではそれより少なくなったり多くなったりすることも。

誤差が生まれることを防ぐためにも、最初の1度は必ずスケールを使いグラム数を確認するのがおすすめです。

また緑茶の種類によって、茶葉の質が異なるので同じような見た目でもグラム数が変わります。

特に煎茶とほうじ茶はその差が大きいので、茶の種類ごとに確認するとより誤差を抑えられますよ。

以上を踏まえて、茶葉の計量にティースプーンを使う場合には、

「スプーンではかれる量を把握しておく」「毎回同じスプーンを使う」

この2点を守ることで誤差を減らし、安定した美味しさの緑茶を楽しめます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

緑茶を美味しく楽しむお手伝いが出来れば嬉しいです。

コーヒーや紅茶もいいですが、たまには日本のお茶も楽しみたいですよね。

覚えてしまえば意外と簡単な緑茶の入れ方、ぜひこの記事を参考に試してみてくださいね。

 

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カフェママ

カフェママ

子育て中の主婦。育児の息抜きにコーヒーを楽しむのが趣味の一部に。 分かりやすい文章で情報をお届けすることを大事にしていきたいと思っています。