コーヒーのメリットデメリット10選

コーヒーを飲むと集中力があがる、コーヒーを飲むと眠気が覚める。

このようなメリットを求めてコーヒーを飲む方も多いことでしょう。

また、コーヒーを飲むと胃が痛む、夜に眠れない。

こういったデメリットに悩まされている方も、多いのでは無いでしょうか。

もちろん、純粋にコーヒーを楽しみたい、味わいたいという方がほとんどですよね。

どうせなら、デメリットに悩まされること無くコーヒーを飲みたいものです。

そこで今回は、コーヒーのメリット、デメリットについてまとめてみました。

過去に当サイトで紹介したメリット・デメリットも含め、それぞれ10項目ご紹介!

コーヒーを飲むことで得ることが出来るメリットはもちろん、

飲みすぎてしまうことによりもたらされるデメリットをしっかりと覚え、

体にちょうどいい量のコーヒーを楽しめるようになりたいですよね。

そこで今回紹介する10のメリット、デメリットを参考にしてください!

意外なことや知らなかった事実もあるかもしれませんよ。

ぜひ最後までご覧になってくださいね。

コーヒーによるメリットデメリットってざっくりどんなこと?

『国立がん研究センター』が研究・発表したデータによると、コーヒーをほとんど飲まないという人と比べ、

一日に3~4杯のコーヒーを飲む人は死亡リスクが24%減少するということが判明しました。

そもそも、コーヒーを飲むことでどうして様々な健康効果が得られるのでしょうか。

コーヒーにはカフェインをはじめ、体に作用をもたらす様々な成分が含まれています。

クロロゲン酸というポリフェノールはカフェインに次ぐ知名度があるのでご存知の方も多いでしょう。

それぞれの成分が持つ働きが、私たちの体にとってメリットとなっているわけです。

しかし、これらの効果は摂取量と深く関わっており、思わぬデメリットに変貌する可能性も。

先の研究データでは、一日に5杯以上のコーヒーを飲む人は一日に3~4杯飲む人と比べると死亡リスクが9%上昇しています。

このようにコーヒーはその摂取量により私たちに『メリット』と『デメリット』の両方をもたらす存在なのです。

メリットは沢山!代表的な10の効果とは

では、コーヒーの摂取により得られるメリットについて、その仕組みと注意点とともに紹介します。

必ずしもコーヒーを摂取することにより起こるわけではなく、その日の体調など個人差があるものなのでその点はご注意くださいね。

1:ガンの予防

コーヒーのメリットの中でも注目視されているのが『ガンの予防効果』です。

この効果は国内の「国立がん研究センター」や国際機関である「IARC(国際がん研究機関)」でも研究が進められており、

コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」により一部のガンリスクが軽減されるということが分かっています。

気になる詳細は「コーヒーはガンの予防が可能?」をご覧ください。

2:整腸作用

コーヒーの飲み過ぎは便秘に悪影響!?知っておくべきコーヒーマメ知識でも紹介しているように、コーヒーには整腸作用(主に便秘解消)効果があるとされています。

ただし、適量でないと良い効果を得ることは難しいため「効果的な飲み方」をしっかりチェックしておきましょう!

3:肝硬変リスクの低下

コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」が肝硬変のリスクを減らすという研究結果があります。

これも毎日コーヒーを飲むことで期待できる効果です。

注意するべきなのはコーヒーの鮮度で、酸化したコーヒーの場合逆効果となることも。

出来るだけ新鮮なコーヒーを飲むようにしてください。

詳しくは「コーヒーは肝臓に負担をかける?気をつけるべきポイントとは」をご覧ください。

4:花粉症の軽減

春が近付くと、悩まされる人も多い花粉症。

この花粉症にも、コーヒーが効果ありとする研究結果があります。

カフェインの持つ抗炎症作用により、アレルギー反応の沈静化が期待できるというのです。

花粉症とコーヒーについてのメリットデメリットは「コーヒーは花粉症に効くの?!」をご覧くださいね。

5:風邪の症状軽減

コーヒーの風邪への効果についてちょっと調べてみたにて詳しく紹介していますが、コーヒーを飲むことで風邪の症状軽減効果があることが分かっています。

嬉しい効果だけでなく、注意点についてもまとめていますので、ぜひご覧になってくださいね。

6:脳の活性化

カフェインの覚醒作用により、記憶力や集中力の上昇が期待されています。

仕事や勉強前に1杯のコーヒーを飲むことで、作業効率が上げられますが飲みすぎには注意してください。

7:血糖値の低下

カフェインとクロロゲン酸の両方に血糖値に関わる働きがあることが分かっています。

カフェインは食前に摂取することで食後の血糖値の上昇を抑えますが、食後に摂取すると逆に血糖値の上昇を手助けしてしまいます。

クロロゲン酸は食事と一緒に摂取することで食後の血糖値の上昇を抑えてくれます。

そのため、デカフェコーヒーでも同様の効果を得ることが可能。

カフェイン量を控えたい方にも嬉しい効能です。

詳しくは「コーヒーで血糖値が上下する?食前に飲むと得られる効果とは」をご覧ください。

8:むくみ解消

カフェインの利尿作用により、むくみの原因である体内の余分な水分や老廃物の排出が促されます。

ただし、飲みすぎてしまい体内の水分調整に必要なカリウムなどのミネラル分を失う場合があるので注意が必要です。

9:ダイエット効果

カフェインには脂肪の分解を助ける効果があることが分かっています。

コーヒーダイエットはタイミングがカギ!にてその理由や飲み方を紹介していますので、ぜひご覧ください。

10:美白効果

クロロゲン酸の効果のひとつに抗酸化作用があるのは何度もお伝えしています。

この抗酸化作用により得られるメリットには「美白」もあるんです。

メラニン色素の生成を抑え、シミの発生を減らす効果が期待されています。

デメリットを覚えて上手くコーヒーと付き合おう!

次はデメリットを10個紹介します。

こちらも、必ず起こるというものではなく、あくまでも「可能性」の話です。

以下のようなデメリットが起こりやすくなるということを覚えて、コーヒーの摂取量の目安としてくださいね。

1:ガンのリスク

メリットの一つ目で紹介した「ガンの予防」とは真逆となる「ガンのリスク」も、コーヒーによりもたらされるとされています。

アメリカのカリフォルニア州では「コーヒーには発がん性のある物質が含まれています」という注意喚起表記を義務付けようという動きも。

これは穀物や植物を高温(120℃)以上で加熱すると生み出される「アクリルアミド」という物質が原因です。

この物質のガンリスクについてはまだ研究段階なので、今後の研究結果が待たれています。

こちらも詳しくは「コーヒーはガンのリスクあり?」にて紹介していますのでご覧くださいね。

2:胃腸へのダメージ

紅茶やコーヒーと胃の関係でもお話していますが、コーヒーには胃酸の分泌を促す効果があります。

食後に摂取するなら消化を助ける効果も得られるのですが、空腹時に摂取すると逆に胃壁を荒らしてしまうことも。

飲むタイミングによってはデメリットとなってしまいますので覚えておきましょう。

3:肝臓への負担

コーヒーはクロロゲン酸の作用により肝硬変のリスクを下げるという研究結果があるとご紹介しました。

しかし、カフェインは肝臓で分解しなければならない物質なのです。

そのため、大量にカフェインを摂取し続けることは肝臓に負担をかけることになってしまいます。

カフェインの代謝には個人差があるので、自身の適量を見定めるようにしましょう。

こちらも詳しくは「コーヒーは肝臓に負担をかける?気をつけるべきポイントとは」をご覧ください。

4:自律神経の乱れ

カフェインの覚醒作用は、ヒトの交感神経に作用します。

自律神経は交感神経と副交感神経の2種類があり、カフェインにより交感神経ばかりが活発になると様々な不調を招きます。

ストレスを強く感じているときや、睡眠不足など体調が整っていないときにはコーヒーを控えたほうがいいでしょう。

5:動悸が起こる

上記の点にくわえ、コーヒーで動悸がする原因は?ちょっと調べてみたで紹介したようにカフェインにより動悸を引き起こす場合があります。

自律神経への働きだけでなく、アレルギーの可能性も頭に入れておいてくださいね。

6:不眠を招く

カフェインの覚醒作用については、脳の活性化というメリットもあるとお伝えしました。

しかし、時間帯によっては脳が活発に働くことにより眠りの妨げとなってしまうケースもあります。

特にカフェインの効き目を強く感じるという体質の方は、15時以降のコーヒーは避けたほうがいいといわれています。

7:貧血のリスク

コーヒーに含まれるカフェイン、そしてタンニンには鉄分の吸収を阻害する働きがあることが分かっています。

そのため、日ごろから貧血の自覚がある方はコーヒーを控えたほうがいいようです。

特に食後のコーヒーは、食事によって摂取した鉄分を上手く吸収できなくなるので時間を置いてから飲むようにしてください。

8:カルシウムの吸収を妨げる

鉄分同様、カフェインはカルシウムの吸収を妨げる効果があるとされています。

一日に2~3杯なら問題ありませんが、毎日大量にコーヒーを摂取するのは控えておきましょう。

9:口臭の悪化

コーヒーの微粒子が舌に残り、唾液の分泌を妨げるという要因が重なり、口臭が発生するといわれています。

コーヒーを飲んだ後は水で口をすすいだり、ガムを噛んで唾液の分泌を促すことで改善が望めますので覚えておいてくださいね。

10:歯の着色

クロロゲン酸などのポリフェノールは歯に色が付きやすい性質です。

それにくわえ、コーヒーは酸性なので歯のエナメル質を溶かし、色が付きやすい環境にしてしまいます。

口臭の予防同様に、コーヒーを飲んだ後はすぐに口をゆすぐようにすることで色素の沈着を抑えることが出来ます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

コーヒーによって私たちが得られるメリット・デメリットについてご紹介しました。

今回はそれぞれ10つずつの効果・効能について簡単に説明しています。

今後、より詳しく取り上げていく項目も有りますのでこまめに記事をチェックしてみてくださいね!

 

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カフェママ

カフェママ

子育て中の主婦。育児の息抜きにコーヒーを楽しむのが趣味の一部に。 分かりやすい文章で情報をお届けすることを大事にしていきたいと思っています。