食後や気持ちを切り替えたいときなど、コーヒーを飲まれる方は多くいらっしゃるかと思われます。
ではそんなコーヒー、みなさんはどのくらいの量を飲んでいるのかご存じですか?
また、世界の中で、コーヒー摂取量が多い国はどこか、比較したことなどはありますか?
紅茶はイギリスが断トツ…などみなさんの知識に刷り込まれているでしょうが、意外とはっきりしないコーヒー世界の摂取量の比較を今回はお話しいたします。
日本がどのくらいの位置にいるのかも気になるところですね。
コーヒー摂取量、多いのは!!!?
今やコーヒー豆は世界の60か国以上で生産されている大きな産業ですね。
そんな大きな産業となっているコーヒー産業ですが、世界で一番摂取量が多いのはどこの国かみなさんおわかりでしょうか?
正解はアメリカ合衆国で、1400千tを消費しているといわれています。
日本で440千tほどなのでアメリカはその3倍以上を摂取しているという単純計算になります。
ただこれは一人当たりのコーヒー摂取量ではないので国が大きければ大きいほど上位にくるという仕組みになっています。
ちなみに2位はコーヒー生産量1位のブラジルです。
~コーヒー、一人当たりの摂取量~
一人当たりの摂取量を算出すると、先ほどコーヒー摂取量1位を誇ったアメリカ合衆国はなんと13位でした。
国全体の消費量と国民一人当たりの消費量では意味合いが変わってきます。
では世界で一番コーヒーを飲んでいるのはどこか、という話になりますが、正解はなんとルクセンブルクです。
一年間に国民1人当たり2,780杯ものコーヒーを飲んでいるこの国、なぜこんなにみんなコーヒーを飲むのかというとルクセンブルクはベルギー、フランス、ドイツに囲まれた小国でありながら嗜好品にかかる税金が低いために、周辺諸国から多くの買い物客が来ているからなのだそうです。
カフェの多いフランスや、エスプレッソなどが有名なイタリアではないんですね。
2位以降はフィンランド、デンマーク、ノルウェーと北欧の諸国がランクインしています。
北欧はコーヒーを山や川に持ち込んでハイキングをしたりなど、本当に頻繁に飲むことがわかっています。
コーヒー摂取量の比較をしてみる
国民一人当たりのコーヒー摂取量で断トツに1位だったルクセンブルクと日本のコーヒー摂取量を比較してみましょう。
ルクセンブルクは1年で2,780杯、日本は340杯です。
税金が安いということもあり、人々は1日に7.79杯のコーヒーを楽しんでいるのがルクセンブルクのようです。
また税金の安さから隣国の人々が買いに来るということでその消費量もあり、世界で一番のようです。
ではそんなルクセンブルクのコーヒーにはどのようなものがあるのでしょうか?
ルクセンブルクには「ルクセンブルジョワ」という、カプチーノの上にホイップクリームを乗せたものがあります。
甘いホイップクリームということなのでデザート感覚で飲むのがおすすめですね。
いかがでしたでしょうか、コーヒーの消費量を比較することでまた新たなコーヒーの知られざる一面を知ることができたかと思います。
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