喫茶店、ファストフードなどでコーヒーを頼むと必ずと言っていいほど一緒についてくる、プラスチックの容器に入った白い液体、みなさんもつかったことがあるかと思われます。
そんなコーヒーについているミルクの名前、みなさんはご存知でしょうか?
知らない方も多いと思われます。
ということで今回はコーヒーについてくるミルクの名前をみなさんにご紹介いたします。
コーヒーに入れるミルクの名前は??
コーヒーについてくるミルク、何気なくつかっているけれど名前がわからないなんて方多いと思います。
その名前は「コーヒーフレッシュ」または「コーヒーミルク」と呼ばれております。
このコーヒーフレッシュ、なぜできたのかといいますと、コーヒーフレッシュができる以前、牛乳や生クリームがコーヒーや紅茶に使われていました。
ところが、それらは日持ちがしないうえ、値段が高いということもあり、1950年代にクリーミングパウダーが代用品として使われるようになりました。
それから1958年にアメリカのカーネーション社が「コーヒーメイト」のブランドで液体タイプを発明したのが初めてです。
日本での最初の発売は1976年、メロディアン株式会社という会社が「メロディアン」という名前でテトラ容器で発売したのがはじまりです。
そのあとスジャータからも同じテトラ容器で発売され、どちらの会社も翌年の1977年にポーションタイプのコーヒーフレッシュを発売しました。
その使いやすさと安さから業務用だけでなく家庭でも広く使われるようになりました。
コーヒーフレッシュ(コーヒーミルク)の成分って??
そのようにして日本全国に広まったコーヒーフレッシュ、体に悪いから使うんじゃない、と聞いたことはないですか?
幼いころに母親に紅茶にコーヒーフレッシュを入れようとしていたときに怒られた記憶があります。
では、なぜコーヒーフレッシュは体に悪いのでしょうか?
よく考えるとコーヒーフレッシュは常温での保存が可能で、何か月も持ちますよね。
普通の牛乳や生クリームであれば常温状態で持ってせいぜい1日といったところでしょう。
なのになぜコーヒーフレッシュはこんなに長く持つのでしょうか?
なぜならコーヒーフレッシュに使われているのは油と水と添加物、ミルクの成分は一ミリも含まれていないのに加え、pH調整剤で日持ちさせているからなのです。
油と水を乳化剤で混ぜた後に白く濁らせ、増粘多糖類というものでとろみをつけたあとにカラメル色素とミルクの香料でミルクのように見せただけのミルク風の油というのがコーヒーフレッシュなのです。
中に含まれている乳化剤という添加物は洗剤にも使われており、その時の表記の名前は界面活性剤といい、発がん性物質を含んだものです。
なので当然体にはよくないものが含まれております。
ただ、安いコーヒーには増量剤としてリン酸塩が使われており、そもそもあまりおいしくないということがあるのでコーヒーフレッシュとよく合うと言われております。
健康に気を遣いたい方はやはり添加物の少ない生クリームや牛乳を入れることをおすすめいたします。
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